ベトナムの「殺虫節/Tet Giet Sau Bo」を過ごしてみない?
今日、旧暦の5月5日(2013年は6月12日(水)は「端午の節句/Tet Doan Ngo」です。端午の節句はもともと中国の風習です。
旧暦では午の月は5月に当たり、この午の月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、のちに5が重なるこの月の5日が端午の節句の日になったということです。「端」は物のはし、つまり「始り」という意味で、元々「端午」は月の始めの午の日のことだったです。
ベトナムでは、端午の節句が別名、「殺虫節/Tet
Giet Sau Bo」とも呼ばれ、体の健康、家族の安全、米の豊作を願う日とされています。具体的にどんなことをするかは、地域によって異なるそうですが、いくつか面白い習慣がありますよ。
さぁ~、子供時に、私は端午の節句に、朝からお母さんが市場で「コムジウ」を買ってくれるのをわくわく待っていました。(²^"^)
その後、お母さんは酸っぱい果物を食べさせました。私は食べないと、「チャンー、酸っぱい果物を食べなかったら、お腹の中に虫がぬくぬくと生きていって、だんだん大きくなって、ある日に外に出ますよ」。
私は元々虫が怖いですから、お母さんの話を聞いて、すぐ目を閉じて食べてしまいました。
やっぱり子供だから、何でも信じられます。(笑)
今は、端午の節句の由来をわかりました。お父さんに聞いて地域によって面白い習慣を知っていました。
少し歴史を調べてみますと、、
「中国の伝説では、楚の愛国者だった政治家で詩人の屈原が汨羅江(べきらこう)で入水自殺した後、民衆が弔いのため、また、魚が屈原の亡骸を食らって傷つけないように
魚に米の飯を食べさせるため、端午の節句の日(端午節)にササの葉で包んだ米の飯を
川に投げ入れたのが起源とされる。
「中国の伝説では、楚の愛国者だった政治家で詩人の屈原が汨羅江(べきらこう)で入水自殺した後、民衆が弔いのため、また、魚が屈原の亡骸を食らって傷つけないように
魚に米の飯を食べさせるため、端午の節句の日(端午節)にササの葉で包んだ米の飯を
川に投げ入れたのが起源とされる。
このため、日本でも中国などでも端午の節句に食べる習慣がある。実際の考証でも、2000年余り前の戦国時代には出現していたと考えられる。」
ソース:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%81%8D
ソース:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%81%8D
「コムジウ」と「ジウネップ」
ハノイでは、この時期は夏の始まりで病気になりやすいので、疫病をはらうため虫よけの風習がありました。祭壇に果物とともに、「コムジウ」と「ジウネップ」というもち米の発酵食品を供えます。朝から何も食べずに米麹だけを食べるそうです。そうすると、お腹の中の悪い虫が酔っ払ってしまいます。
その後酸っぱい果物(スモモや桃、熟していないパパイヤやマンゴなど)を食べると、その酸で虫が死ぬといわれているそうです。もちろん本当にお腹の中に虫がいるわけではありません。病気を虫にたとえているそうです。
スモモ(Mận)
しかし、ホーチミン市では、日本の「ちまき」と同様に、もち米で作られた「バインチョー
/ Banh Tro」を頂く習慣だけがありますよ。
ベトナムのちまきの中は、日本のちまきと違い、豚肉の煮込んだものが多く、特に中身は緑豆の餡子、又は果物の王様のドリアン餡子、などが入っていますよ。
試してみて、口に広がって、何とも言えないほど食感でしたよ。
興味のある人は食べてみましょう。(²^"^)
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